今回は、2020年10月中旬に発売されたバガブーの新商品、バガブービー6(BugabooBee6)を実際に購入し、使ってみた感想や使用感をレポート!
インポート系ベビーカーに関しては、店頭で実物を見る機会がなかなか無い商品だと思うので、気になっているけどよくわからないという方は多いと思います。
そこで、バガブービー6の重さやシートの感じ、サイズや簡単な使い方についてご紹介します。ベビーカーの値段って案外高いので失敗できないし、一生物ものだと思うので、今回の内容が参考になれば幸いです!
ちなみに、サベックスのベジーカーと悩んでいる方が多いようなので、そちらとの比較検討した結果、我々がバガブーを選んだ理由も併せてご紹介します。

新色も追加!バガブービー6のスペックを紹介
バガブービー6で新しくなったこと
私は知らなかったんですが、調べたらバガブービー6(バガブービーシックス)は、前回発表のバガブービー5(バガブービーファイブ)から約3年半ぶりの新商品らしく、
- タイヤが大きくなった(より安定性が向上)
- バンパーバーが標準仕様に
- サンキャノピー(帆)が大きくなった
- 背もたれのシートがメッシュになったので蒸れにくい
- 折りたたみ後、自立するようになった
などが主な変更点だそうです。
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公式サイトが非常に見辛い(笑)のですが、一応書いてありました。
バガブービー6はバガブーの新しい快適なシティストローラーです。バガブー ビー 6なら、バガブー ビーの前モデルから引き継いだ安心のバガブー品質と便利な機能、そしてさらにあなたと赤ちゃんに最高の心地よさを提供する、新しくなったデザインと機能が得られます:
- 1インチ大きくなった7インチのホイールデザインで、より快適な走りと操縦性。
- 通気性の高いメッシュを使用したハイパフォーマンスシートファブリックとメッシュ加工を施したシートの背もたれで、熱を逃がし、むれにくくする通気構造。
- 空気の循環を促すピーカブーウィンドウとブリージーメッシュパネルが付いた改良デザインのサンキャノピーで、いつでも子どもの様子を確認し、親子の交流もキープ。
- 足部分に新しくブリージーウィンドウが付いて、赤ちゃんにもっと心地いい新デザインのキャリーコット。サンキャノピーの新機能とあわせれば、頭からつま先まで風が通ってさわやか。
- もっと届きやすいよう高く配置されたキャリーコットアダプターと片手で操作しやすいメモリーボタン。
- 子どもの快適さと保護性を高める新しい回転式バンパーバー。
- ストローラーの収納を簡単・便利にする内蔵式の自立機能。
- フレーム部分のブラックのリベットなど、よりクリーンでスマートなスタイルに改良されたデザイン。
主なスペック|重量やサイズ・費用など
商品名 | Bugaboo Bee6(バガブー ビー シックス) |
重量 | 最軽量装備:9.4 kg(シャーシ、ホイール、シート) フル装備:10.5 kg(シャーシ、ホイール、シート、アンダーシートバスケット、バンパーバー、サンキャノピー) |
サイズ |
|
ホイール | 7インチ(直径17センチ) |
対象年齢 | 公式では6ヶ月から4歳 |
対荷重 | 生後すぐ(約3kg)〜22 kg(5歳ぐらい)まで耐えられる シートポジションが対面の時は最大15 kg |
価格(税込み) | 最低価格:96,900円 |
同梱物 | ベビーカーセット一式 バガブー ビー 6 レインカバー バガブー ビーセルフスタンドバーは内蔵 |
カーシート | 対応 |
リクライニング | 3段階の調整 |
ハンドルバーの高さ | 調整可能(結構段階ある) 調節可能なハンドルバーの高さは91.5 cm〜109 cm |
アクセサリー | サンキャノピーおよびキャリーコットはバガブー ビー 5、ビー 3、ビープラスにも対応。 |
サンキャノピーに新色が2色追加
ヴェイパーブルー

ブラック

当初候補に上がっていたサイベックスメリオと購入の決め手になったポイント
うちで候補に上がっていたのはサイベックスメリオというベビーカー。

サイベックスと迷っていたポイントは2つ
- 価格が安い:10万円程するバガブービー6に対し、サイベックス メリオは6万円程。
- 軽い:約9.5kgのバガブービー6に対し、サイベックス メリオは約6kg。
決め手1:折りたたみ、広げるのが簡単そう
まず、バガブービー6は片手で折り畳みと・広げることが可能な点。サイベックス メリオは両手で操作しなければいけないらしい。家の広さ的広げたままベビーカーを置けないので、都度収納するには折りたたみの簡単さはかなり重要な比較ポイントになりました。
動画にもありますが、こんな感じで結構簡単に畳めます!
ちなみに、公式サイトにはこんなことが書いてありましたが
ビー 6は片手で手軽に折りたため、子どもを抱きかかえたままストローラーを持って階段を上り下りするのも楽々。
10Kgもあるベビーカーを片手で持ち運ぶのは結構大変でした。
決め手2:体重22kg(4歳頃)まで使用可能!
2人目を考えている我が家では、
- 2人目まで使いたい
- 下の子を抱っこ紐・上の子をベビーカーに乗せる
など、1台で長く使用することを想定していたので、対応体重が大きいバガブービー6の方が長く使えそうかなというのも決め手のひとつです。
サイベックスメリオは生後1ヶ月から15kg (3歳頃)まで
そんな歳までベビーカー使わないよ!との声があるかもしれませんが、初めての子育てな
のでそこは置いておきます。
決め手3:コンフォートホイールボードの後付けが可能
オプションが充実しており、子どもが大きくなってから使えるかもというのと、下の子をベビーカーに乗せ、上の子をコンフォートボードに乗せるということもできる。
決め手4:多少重くても押している時間、快適さを重視
基本重量があった方が安定しているので、ベイビーの快適さを優先したのが最終的な決め手かもしれません。いいお値段はしましたが(笑)、結果的には買ってよかったです。
じゃあ実際にどんなところがよかったのかは、この後ご紹介します!
バガブービー6実際に買ってよかったポイント|妻目線と夫目線でそれぞれご紹介
共通して良かったとこ3つ
- 走行時の安定性がある:多少の段差は難なく押せる。軽量ベビーカー特有のカタカタ音も無し。
- スイスイ押せる:重さの割に押してる時は重さを感じない。上り坂でもまっすぐ進む!
- 意外とコンパクト(棚に収納可能):使用都度折り畳んで収納してるが、賃貸の備え付け棚に収納可能なサイズ。自立するので広げたまま電車に乗せるのを躊躇う時でも、畳めばなんとかなる。
妻目線で買って良かったポイント4つ
- ひとりでも出し入れが簡単:慣れればサクッと折りたたみ・広げることができる。
- 片手でも押せる:平坦な道は片手でもスイスイ押せる。カタカタ音がうるさくないのはノンストレス!
- 安全バーの取り外しが可能:旧型のバガブービー5には付いてなかったらしい安全バー。ビー6には付いてるがまだ動かない月齢&対面使用なので乗せ降りさせやすいように取り外したまま使用。
- 色がかわいい:かといって男性が使ってもかわいすぎないので◎。子どもが男の子でも女の子でも!

かわいいだけでなく、淡色は日差しの熱がこもりすぎないので良い。(国内メーカーのは紺とか黒とかグレーが多い。。。)
我が家はグレーシート×ヴェイパーブルーキャノピー×ブラックフレーム。バガブー=白というイメージは強いけど、汚れが目立ちそうとう懸念点はありました。そこで新色に「くすみブルー」が出たのを知って、性別を選ばない色だし、一目でウチのベビーカーだってわかるのもよかった。
後からいろいろ調べたんですが、新色のヴェイパーブルーは楽天でしか販売してないようです。公式サイトにも掲載がなく、バガブーのインスタアカウントで見たのは楽天だったので、日本でのみ販売なのかもしれません。


夫目線で選ぶ買ってよかったポイント3つ
- 電車に乗せる際に前輪を上げやすい
- タイヤが大きいから段差に引っかからない
前輪をあげやすいってのは個人的には結構評価高いです。ちょっとホームとの間が広いとこだと前輪が挟まる可能性があるので、そこ気をつけながら移動する際、なかなか上がらなくてもたつく心配がないのはよかったです!
バガブービー6の初期操作に難航したところ
組み立て時
- ①説明書がイラストのみで分かりづらい|海外製なので仕方ないが、説明書がイラストのみなので細かい記載が無い。
- ②シートやキャノピーなど、フレームに引っかかける所が苦戦|フレームに引っ掛ける際、硬すぎるのでペンを使って引っ掛けた。笑
- ③キャノピーのワイヤーを通す向きを間違えた|微妙な角度でどっちが前になるのかが分かりづらかった。完成形の写真の向きをよく見てやると良い。
使用開始後
- ①片手ではなかなか折り畳めない
- 説明書がイラストのみなので、慣れるしかない。
慣れるまでは上手く畳めず難しかった。
- 説明書がイラストのみなので、慣れるしかない。
- ②座椅子部分が外れた時戻せなかった
- 対面使用時は折りたたむ際にシートを畳む必要があるのだが、その際にシートが外れてしまって戻すのが難しかった。もちろん説明書はイラストのみなのでほぼ意味が分からない。
失敗しないベビーカー購入のために参考になる選び方とポイント
最後に、ベビーカー選びで気をつけるポイントなどをご紹介します!最終的には自分が納得して選ぶことが大事ですが、こんなことを気にして選びましたよということをお伝えします。
タイヤ(ホイール)の大きさ
まずはホイールの大きさです。普段歩いている時は気にならないかもしれませんが、道路て意外と凸凹が多く、またちょっとした段差も結構あります。歩道から車道にちょっと乗り上げるだけでも、結構引っかかることが多いので、安定性を求めるならホイールは大きめのもを選ぶことをおすすめします。
今回ご紹介したバガブービー6は7インチ(直径17センチ)と結構大きいですが、抜群の安定性でした!ここまで大きくなくても多分大丈夫だとは思いますが、小型のベビーカーだとちょっと心もとないかなという所感です。
A形かB形か
ベビーカーには、1ヵ月から寝かせた状態でも使えるA形ベビーカーと、7カ月以降で座った状態で使うB形ベビーカーがあります。日本のベビーカーいはSG基準という規格で定められており、A形・B形の定義はこんな感じです。
A形 : 新生児期を過ぎて(1か月)から、又は首がすわった乳児期(4か月)から使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカーのこと。
適用月齢の指定例;「1か月から48か月まで」、「4か月から36か月まで」
B形 : おすわりができる時期(7か月)から使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカーのこと。適用月齢の指定例;「7か月から48か月まで」、「12か月から36か月まで」
※新生児とは、生後28日(4週間)までの乳児※乳児の首が据わり始めるのは生後約3か月からであるが、安定して十分に首が据わったといえる月齢は4か月を過ぎてからである。
※乳児が一人でおすわりができ始めるのは生後約6か月からであるが、安定しておすわりができる月齢は7か月を過ぎてからである。
参考:一般財団法人製品安全協会|ベビーカーのSG基準
A形のメリット
- 生後1ヵ月とからでも使える
- 早い時期からのお出かけが楽
- 振動吸収や安全性に優れている
- 対面・背面の切り替え可能なものが多い
A形のデメリット
- サイズが大きい
- 自宅保管にはちょっと邪魔
- 重い。6〜10kgが主流
- 高機能なだけに価格が高額
B形のメリット
- 軽くて持ち運びやすい
- 販売価格が安い
- 収納もA形ほど悩まない
B形のデメリット
- 生後7ヶ月まで使用できない
- リクライニングの角度が浅い
- 赤ちゃんが乗り心地を気に入ってくれないケースも多いそう
それぞれ一長一短ですが、早い時期に2人目が欲しいという場合は、安定性の高いA形を選んで、7ヶ月を過ぎた1人目は「ベビーカーのレンタルサービス」を利用する、という考え方もできますね。
例:外出先でのベビーカーレンタルサービス「ベビカル」


縮めた時の大きさ
収納はやはり大事です。玄関に置くならスペース取らない方が良いですが、玄関先が広めなら安定性の高い大きめのサイズでも問題ないでしょう。
また、お出かけは荷物が多くなりがちなので片手で折りたたみができること。赤ちゃんを抱きながらも簡単に折りたたみができることなども選ぶ基準になってくるかと思います。
価格|多少値が張っても後悔しない選択が大事
バガブービーは10万円という結構高価なお買い物ですが、何より重視すべきなのは子供の安全性だと思います。なのでうちでは、「多少お値段が高くても良い買い物をしよう」と最初から決めていました。
なのでお財布事情はあまり気にしなかったのですが、予算との兼ね合いは大事です。インポート物でなければ店頭で試乗もできますから、積極的に足を運んでみて、夫婦で気に入ったものを選んでいただくのが良いかと思います!
おまけ|ベビーカーのオプションで買ってよかったもの5選








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